イギリス正規留学を目指す僕が留学前にしなければいけないこと、用意すべきこと、イギリス留学生活、イギリスのお勧めなどを発信していきます。

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IELTS for UKVI イギリス留学

イギリス留学にはIELTS for UKVI が必要です

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Photo by javier trueba on Unsplash

イギリス留学に必要なスコアについて

IELTSはイギリス留学を考える人にとっては避けては通れない資格試験です。今日はIELTSについて、そして、僕がどのようにしてイギリスファウンデーションコースに必要なスコアをとったのかというその道のり・・・の一歩手前まで記しておきます。

実際のIELTSの勉強方法については別記事でまた後ほど詳しく説明します。

留学するために必要な英語の試験と言えばIELTSTOEFLが有名ですね。この2つは英語能力を証明するための試験として、全世界的に認められている試験です。どちらの試験も世界百数十か国で実施されていると聞くと本当にすこい試験だなと思います。

ただ留学するのにどの国でもどちらの試験でも大丈夫かといえばそうではなく、大学にアプライする時の資格としては有効だけど実際大学入学するためには、留学VISAが必要なのでそのためにはもうひとつの試験でなければならないということがあったりします。

僕はアメリカ系と、イギリス系で大きくわけるとわかりやすいかなと思っています。

TOEFL(アメリカ系)


TOEFL®テストを様々な国の大学へのアプライする時のスコアテストとして認めている国⟶アメリカ・カナダ・EU各国、イギリス・オーストラリア・など

今僕のいるイギリスでも大学へアプライするためのスコアとしてTOEFLテストを認めている大学はたくさんあるのですが、学生ビザを申請する時にはにおいては、TOEFL®テストスコアを使用することは原則としてできません。

IELTS (イギリス系)

IELTSはイギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどイギリス系の国(国旗にもイギリスの印がありますね)イギリスのお隣の国アイルランドなど、そしてカナダなどではほとんどの大学で認められていますが、アメリカではアイビーリーグとを構成するハーバード大学など8つの大学を初めとしてだんだん認められてきているものの、一部の大学でIELTSが認定されない場合があるそうです。

どの国に留学するのか、どの大学に入学したいのかということを考えて、資格試験は選んで勉強していくべきですね。

なぜ今イギリス留学はIELTS for UKVIなのか

実は僕はイギリス行きを決める前にすでにIELTSのスコアは取っていました。

Listening 6,0 Reading 5,5 Writing 5,0 Speaking 5,5の Overall Band Scoreは5,5でした。

なぜ僕が普通に日本の大学に行こうと勉強していた高校三年生の時にアイエルツの試験を受けたのかというと、今多くの大学で英語外部試験のスコアを使った入試を行なっていたからです。

駿台予備校様の画像をお借りしています。

詳しくはこちらの方からご覧下さい

https://www2.sundai.ac.jp/news/2019news/2019_shiritsu_eng_nyushi.pdf

このように英検、ケンブリッジ英検、 TOEFL, IELTS, TEAPなど英語外部試験のスコアをある程度取っていると実際の入試の際に「みなし満点」とされたり、80パーセントのスコアを確約されたりするのです。

僕のスコアはoverall band scoreが5,5だったので、英検で言えば、準一級とだいたい同等でほとんどの大学でみなし満点をもらうことができました。

2020年度の大学入試から英語外部試験を活用するということが、延期にはなりましたが、今でも私立大学や国公立大学でも英語外部試験を使った入試もしているので英語が得意な人は、積極的に資格試験のスコアも取っておくのはオススメです。

僕もこのスコアを持っていたので、入試のチャンスも広がり、心強くもありました。

イギリス留学を考え始めた時に、ファウンデーションコースのことを知り、ここに入るための必要なIELTSのスコアは4,5から5,5という記事を見たりもしたので、実は安心していたのです。

しかし、 SIUKのスタッフの方とお話しした時に、今持っているスコアは大学にオファーする時には使えますが、留学VISAを取るためにはブリティッシュカウンシルの主催しているIELTS for UKVIが必要だということを聞いたのです!

色々なネットの記事でも 必ずしも IELTS for UKVIを取る必要はないという記事も目にしましたが、イギリスの VISAの申請内容は変わることも少なくはないということで、やはり最新の情報を手にいれることが大切だと思います。

この点においても留学エージエントにお世話になるのは最新の情報を手にいれるという点でも大事じゃないかな。

今現在、イギリスの大学に出願しようとする場合は、”IELTS for UKVI(イギリスビザ申請用IELTS)”の受験を求められる場合があります。学士号、修士号、博士号などの学位取得を目指して、イギリスの大学に留学するために、いわゆる学生ビザ(Tier 4)を申請する場合は、留学先の教育機関が指定する語学力証明書を提出する必要があり、イギリスの大学が指定する語学力証明書は、IELTS for UKVIとされています。

学生ビザ(Tier 4)でHighly Trusted Sponsorの資格を持っている大学・大学院へ留学する場合、必ず申請の前に留学先がイギリス政府によってビザのスポンサーになることを認められた機関であるかどうかを確認してください。大学にアプライする時にはその点をしっかりと確かめておきましょう。

IELTS for UKVIとは?

UKVIとはイギリスの移民・ビザの管理局であるUK Visas and Immigrationのことです。IELTS for UKVIはこのUKVIが「有効な英語力の証明」として認めている英語能力試験の一つです。

試験の内容は実は英検協会が開催しているIELTSと違いはないのですが、受験をする国によって試験会場が指定されていて、 IELTS for UKVIは通常のIELTSよりもさらに、受験者の不正を防ぐためのセキュリティがより厳重となっている環境で試験を受けることになります。

何年か前までは実はイギリスでも、 TOEICや TOEFLもアプライのために認められていたこともあったのですが、数年前に集団不正があったためによりTOEICやTOEFLの受験はできなくなり、IETLSのセキュリティもさらに高くなったと言われています。

https://thepienews.com/news/uk-home-office-investigated-toeic-scandal/こんなニュース見つけたよ

IELTS for UKVIは4種類あり、申請するビザにより受ける種類が異なります。どの試験が一番適切かは入学予定の大学などの受け入れ機関に確認する必要があります。

  • IELTS for UKVI Academic
  • IELTS for UKVI General Training
  • IELTS Life Skills A1
  • IELTS Life Skills B1

IELTSのウェブサイトにわかりやすい説明があったので、引用させていただきサイトのページも貼っておきます。


IELTS tests for UK Visas and Immigration

IELTS AcademicIELTS General Training and IELTS Life Skills are accepted by the UK Visas and Immigration (UKVI) as proof of English proficiency for those wishing to live, work and study in the UK.
  
IELTS tests for UK Visas and Immigration are managed by the IELTS partners, which comprises The British Council, IDP: IELTS Australia and Cambridge Assessment English.

Find out more about IELTS for UKVI (Academic and General Training) and IELTS Life Skills.

IELTS for a Tier 4 Student Visa (without a presessional)

If you are applying for a Tier 4 Student Visa to enter directly onto a bachelor or postgraduate degree at a university that is a Tier 4 Sponsor, you must meet the English language level set by the institution. All British universities and colleges accept IELTS results. Tier 4 Student Visa applicants can apply to the UK universities listed here with an IELTS result from more than 1,200 IELTS test locations worldwide. Please note that some institutions may have additional requirements.

(IELTSのウェブサイトより引用)

詳しくはIElTSのサイトを見てください。https://www.ielts.org/what-is-ielts/ielts-for-migration/united-kingdom

IELTSとIELTS for UKVIの比較

わかりやすいように比較できるように表にしてみました。詳しくは必ずHPでチェックしておいてください

 IELTS for UKVIELTS 
対象となる人 海外留学、海外移住申請用に英語力を証明する必要のある人 
移民局からUKVIの提出を求められた人
該当教育機関からUKVI受験の指定を受けた人
海外留学、海外移住申請用に英語力を証明する必要のある人  
特に移民局や該当教育機関からUKVI受験の指定を受けていない人(必ず教育機関に確認しておくことが必要です)
内容 Academic Module Generaal Training Module Life Skills A1 Life Skills B1 Academic Module Generaal Training Module  
受験料 Academic/ General,Training税込 30600円 Life skills 税込23000円  Academic/Gereral Training税込 25300円 
会場 全国(2会場のみ)
 東京/ ブリティッシュカウンシル(東京都新宿区) 
大阪 TKPガーデンシティ東梅田(大阪府大阪市北区)  
全国18箇所 
申し込みの締め切り 試験日二週間前 試験日五週間前 
payment クレジットカードのみ(Visa, Masterのみ) クレジットカード(Visa, Master, JCB,Nicosのいずれかのカード) 銀行振込 郵便振替 コンビニ 
申し込み書類送付 書類の送付は不要 期限内に本人確認書類(パスポート)を送付すること 
受験確認書 一週間前にメールにて送付 二週間前よりインターネットにて内容確認可能、ダウンロード) 
受験当日の持ち物 パスポートのみ(水、筆記用具は提供されます。それ以外は持ち込み禁止)・・預けておく パスポート、黒鉛筆、消しゴム、透明な容器に入った水(ペットボトルのラベルなどは外す) 
 パスポートは受験当日有効であること パスポートは受験当日有効であること 
   

イギリスへの大学のアプライはいくつかできるのですが、やはりその時にIELTS for UKVIの受験が求められる大学もそのいくつかの大学にあると考えられるので、少しお金はかかりますが、確実性を取るといいと思います。内容的には一緒ですが、やはり先ほど上で述べた不正受験の出来事の後は、セキュリティの厳しさを求めているからだと思います。

IELTS for UKVIの申し込みはブリティッシュカウンシルのサイトからできます。https://www.britishcouncil.jp/exam/ielts-uk-visa-immigration/register

途中までは日本語もありますが、本当の申し込みに入る際には英語のみになりますのでしっかり確認しながら操作を進めてください。

大学アプライのために、そしてcas所得、留学VISAのためには勉強をしつつも、あまりギリギリにならないように早めに受けていくほうがいいと思います。

大学にアプライするとconditional offerと言って条件付合格をいただけることもありますが、その大学の規定しているスコアに達していないと入学する前にpessessional courseに入らなければならないこともあるので、できれば日本にいる間にunconditional offerという無条件付合格をぜひ手に入れてください。

I ELTSのスコアですが、僕はIELTS for UKVIを受けなければならなかったのはもちろんですが、自分のアプライした大学のいくつかはwritingのスコアは最低でも5、5でしたから、そこを上げなければなりませんでした。

また僕がどのような勉強法でアイエルツのスコアを上げたかは別記事にします。

長くなってしまいましたが、これからイギリス留学目指している方の少しでもお役に立てたらと思います。

See you. またね

Ryu

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